代表挨拶
はじめまして。協和フーズの内山寿治と申します。
先代の父から事業を引き継ぎ20年になります。
最初のころはお客様から、「味にばらつきがある」・「品質が落ちた」といったお叱りを受けました。そのような声に真摯に向き合い、今では自信をもってお勧めできる商品を仕入れることができるようになりました。
先日息子が、「この大根固いね。」といったので、「夏大根は身質が固いので、煮物には固いよ。」と答えました。更に「どうして固いの?」と聞いてくるので「大根の旬は冬で、品種改良をして夏でも作れるようになったけど、暑さから自分の体を守るため、水分が無くならないように皮が固く身も固いんだよ。」と教えました。しかし息子はわかったようなわからないような顔をしていました。
近年、品種改良や世界中から農産物を輸入することで、一年中野菜や果物が出回るようになりましたが、本来は「旬」があり安くて栄養価も高いです。ですが、地球温暖化により
その旬や適地適作が崩れてきています。そして、農産物への被害が年々深刻になっています。
私たち協和フーズは、自分の子供に食べさせることのできる「責任ある」野菜や果物を
厳選しご提供しています。最近、病院や介護施設では経営面からコストや手間を省いた食事が提供されるようになってきていますが、入院して手術前に「美味しくて栄養があって体に良いもの」を食べることにより、手術後の回復もずいぶん違うそうです。病院や介護施設では美味しいものを食べることが「一番の楽しみ」ではないかと思います。そのお手伝いが、
私たち協和フーズの使命です。
これから長くお付き合いいただけるよう従業員一同、精一杯努力していく所存ですので、
私たち協和フーズをよろしくお願いいたします。